2月19日に世界の何だコレ!?ミステリーで紹介されていた、
今は無き熊本の鉄道『熊延(ゆうえん)鉄道』
その鉄道の跡地がとても魅力的であったので、行き方を調べてみました!
端から端まで当時の線路を辿ると、そこそこな距離があるので、今回は有名なスポットとなる場所を3つほどピックアップしてご紹介したいと思います!!
車などで移動されると、気楽に移動が出来て良いのでは無いかと思います!
熊延(ゆうえん)鉄道とは?気になる場所はどこ?
熊延鉄道とは、熊本市の「南熊本駅」〜下益城郡砥用町(現:美里町)の今は無き「砥用駅」を結ぶ路線でした。
本線は、熊本と宮城(当時、延岡と呼ばれていました)を結ぶ鉄道として、計画されていたことにより、「熊延鉄道」という名がついていました。
出典:https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_26664.html
本線は、1915年(大正4年)〜1964年(昭和39年)の52年間に渡り運行を続け、その幕を閉じました。
2015年に開業100周年を迎え、100年経った今でも当時の名残がまだ残っている場所が多々あります。
廃線になってもなおこういった100年行事が行われるとは、何とも愛されていた路線であったのではないかと思います。
今ではもちろん線路が無いため、どのように巡ったらいいのか書いていきたいと思います。
熊延(ゆうえん)鉄道の跡地の行き方
歩くかどうかはさて置き、ざっと「南熊本駅」から当時の「砥用駅」までの距離を算出してみました。
GoogleMapの直線距離で27.1キロメートル、歩きで約5時間40分と、端から端でも歩いて1日かければいけなくも無い距離ではないかと思います。
是非体力があれば、元路線図の地図を頼りに早朝から歩いてみるのも良いと思いますが、今回はポイントポイントに絞った場所を紹介していきたいと思います。
(奥に行けば行くほど山道になりますので、きちんと計画的に動くことをオススメします。)
跡地ポイントその① 桁橋(ガーター橋)
当時の熊延鉄道の桁橋(ガーター橋)が残っているスポットがあります!!
こちらの用水路のところが目印!
どんな感じかは現地で是非まじまじと見てみてください!
ここでは雰囲気だけ載せておきます!
跡地ポイントその② 八角トンネル
独特なアーチを描いているトンネル跡!!
インスタ映えのする名所としても熊本県の公式観光サイトでも紹介されており、かなり有名なトンネルとなっております!!!
出典:https://kumamoto.guide/spots/detail/12198
線路の両側の岩が崩れるのを防ぐために作られたそうで、異世界感のある幻想的なオーラを放っております。
とてもユニークな形で、なんかアートを感じますよね!
そんな八角トンネルの場所はこちらになります!!
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跡地ポイントその③ 橋脚の跡
当時走っていた列車の運行を支えていた橋脚があちらこちらに残っております!
下の写真は、昭和39年の頃に撮影された、第一津留川橋脚跡の写真となっております。
出典:熊本バス株式会社 – https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_26664.html
第二津留川橋脚跡の手前にあるので、二俣橋から第二津留川橋脚跡へ川沿いを散歩してみると良いかもしれません!
第二津留川橋梁橋脚の跡
今でもしっかりと橋脚が残っております!!
周囲の緑と溶け込んでいて、良い雰囲気を醸し出しております!!!
これぞ廃路線の醍醐味!この場所でゆったり写真を撮ってみてはいかがでしょうか!
出典:https://kumamoto.guide/spots/detail/12167
川にはご注意ください。
場所はこちら!
川沿いにはいくつか橋脚が存在するので、川沿いをゆったり歩いてみて、色んな橋脚を探してみてはいかがでしょうか!!
馬門橋
こちらでも橋の上から熊延鉄道の橋脚跡を見ることができます!!
この付近は橋脚スポットなので、是非!周辺をゆっくり散策してみてはいかがでしょうか?
きっと多くの発見ができるに違いないです!
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まとめ
1915年(大正4年)〜1964年(昭和39年)の52年間に渡り運行を続けていた熊延鉄道。
今もなおその面影を残し、存在し続けています。
今回はそのスポットを3つほど紹介させていただきました!
なかなか機会が無いと廃線巡りにまで辿りつくことは無いかと思います。
この記事を最後まで読んでくださった皆様、是非!これを機に廃線巡りでもしてみてはいかがでしょうか?