2020年6月14日に放送されるテレビ番組「情熱大陸」で、未知のルートを開拓する登山家であり、山岳カメラマンでもある『平出和也』さんが出演します。
そんな平出和也さん、チベットの最高峰と言われている「クーラカンリ」始め、世界一の「エベレスト」はもちろん、「K2」、「シスパーレ」などなど、数々の山を登頂しています。
そんな平出和也さんの撮影に使うカメラ機材やウェアなどの装備が何か気になったので調べてみました!
平出和也のカメラ機材は何?
平出さんが山岳カメラマンに目覚めたきっかけは、このように述べられていました。
もともと僕は自分の冒険を記録撮影しており、そこに収められているのは、世界で初めての登頂ルート、そもそも普通では行くことができない場所で撮影された、普通では手に入れることができない映像だったわけです。
僕にしか見れない世界だけど、それだけで終わってしまってはもったいないという思いがあり、もっと多くの人に見てもらえるチャンスがあるなら…ということでカメラマンとしての活動を開始したのが2008年くらいです。
引用元:WOWOWインタビュー
そんな「自分にしかできない場所で撮影したい」というポリシーで撮影している平出さんのカメラ機材は何を使っているのでしょうか?
出典:SONY 公式HP
SONY 『RX100 Ⅲ』
初めて自分で登山用のカメラとして選んだものが、SONYの『RX100 Ⅲ』です。
ソニー デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3
それからもRX100シリーズを愛用し、今でも使われているそうです。
平出さんはSONYに対してこだわりがあります。
そんな平出さん、2019年にパキスタンの「ラカポシ」登頂時には「RX100 VI」と「RX0 II」を組合せて使われていました。
SONY 『RX100 VI』
ソニー コンパクトデジタルカメラ サイバーショット Cyber-shot DSC-RX100M6
いやー。さすがSONY。写りは素晴らしいです。
出典:SONY 公式HP
平出さんが登る山は標高8000M級の山ばかり。
エベレストの山頂付近の温度は「 -20℃ ~ -35℃」ほどと言われています。
サイバーショットの撮影可能温度は0℃~40℃と言われているので、一部機能は使えないかもしれません。
SONY 『RX0 II』
ギアと一緒にぶら下げて金具にくっつけたり、主に動画を残す用の撮影として使われています。
見ての通りこちらはとても頑丈なので、安心してガンガン使われているそうです。
ソニー デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX0M2
タイムラプス機能も付いていて、映像と音の両方を撮影することで臨場感ある動画を取っています。
DJI『Phantom』
また、カメラ撮影においてドローンも使われている平出さん。
2013年のエベレスト登頂時にはDJIの『Phantom 1』を独自に改造して使われていました。
DJIの公式サイトで確認したところ、Phantomシリーズは1~4と次々とバージョンアップされていきましたが、現在製造されていませんでした。
今は後継機の『Mavic 2 Pro』が販売されています。
平出さんがドローンを使っている様子から、現在はPhantomシリーズを使っていないように見えます。(機体がPhantomシリーズより薄く見える)
なので、現在は『Mavic』シリーズを使っているのでは無いでしょうか?
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平出和也のウェアや装備は何?
そんな過酷の地へ数多く行かれる平出さんのウェアや装備品は何なのかも調べてみました!
ウェア:TERNUA(テルヌア)
聞きなれない人も多いかもしれませんが、平出さんはイルカの尻尾のようなロゴマークでありスペインのブランド『テルヌア』を使われていました!!
TERNUAの公式HPから日本の様々な販売店まで、平出さんの着用されているアウターのダウンを探してみましたが、まったく同じものが見つかりませんでした。
おそらく市販で売られているものではないかもしれません。
バックパック:Deuter(ドイター)45リットル
出典:https://www.iwatani-primus.co.jp/realvoice/1.html
平出さんのバックパックは、決まってドイツのブランドである『Deuter(ドイター)』を使われています。
バックパックの大きさは、自身の最小限のサイズ『45リットル』とこだわりがあります。
2017年に平出さんがシスパーレへ登頂したときの写真から、バックパックを特定してみました。
このバックパックで合っているのでは無いでしょうか?
思ったよりもコンパクトなものを使っていて驚きでした!!
そんな平出さんは、ドイターアンバサダーでもあるようです。
その他の装備品
あくまでも参考としてですが、2005年にインドのジブリン峰を登頂したときの装備です。
このときの装備は、登っている最中に不安になるのが怖くて、カラビナなど登攀具を多くしたときの装備となっていたそうです。
出典:https://www.iwatani-primus.co.jp/realvoice/1.html
このとき、装備品と食料のバランスがアンバランスで、食料が不足したことにより足の指を凍傷してしまったようです。
結果として足の指を3本切断することになってしまっただとか。
登山において装備って本当に重要ですね。
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まとめ
登山家であり山岳カメラマンである平出和也さんの使われているカメラはSONYのRX100シリーズでした!
そして、ウェアはスペインのメーカー「TERNUA(テルヌア)」、バックパックはドイツのメーカー「Deuter(ドイター)」を使われていました。
そんな平出和也さん、今年で41歳となります。
歳を重ねるほど若いときほど体が動かなくなってきたと語る平出和也さん。
あまり無理をしない程度にこれからの登山レポートも期待しています!
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