2020年11月24日、ここ最近で新型コロナウイルスの感染者が増加している傾向にあります。
それに伴い、一部地域場所に限ってGotoトラベルキャンペーンを一時停止するニュースが目立つようになってきました。
いったい、Gotoトラベルキャンペーンの割引除外対象の判断条件は何を基準にしてされているのか?
また、これから対象外になりそうな地域や場所はどこなのか、国が発表している統計を基にまとめてみました。
Gotoトラベルの割引除外対象の判断条件や基準は?
Gotoトラベルの割引除外対象の判断条件となる指標は以下の通りとなっています。
政府が観光需要喚起策「Go To トラベル」事業の一部制限に踏み切る方針を示したことを受け、国への緊急提言をまとめた。感染状況が4段階の指標で2番目に深刻な「ステージ3」相当と判断した場合、政府として「トラベル」からの除外を判断するよう求めた。
引用元:日本経済新聞
ステージ3がGotoトラベル除外の判断ラインということが分かります。
いったいステージ3とは、どのような状態を指すのでしょうか?
重症患者数が増えてきた状況を指します。
ステージⅠ 今後想定される感染状況と対策について
ステージⅡ 感染者の漸増及び医療提供体制への負荷が蓄積する段階
ステージⅢ 感染者の急増及び医療提供体制における大きな支障の発生を避けるための対応が必要な段階
ステージⅣ 爆発的な感染拡大及び深刻な医療提供体制の機能不全を避けるため の対応が必要な段階
上記だといまいちピンとこないので、具体的な数値に落としたものを見つけてきました。
2020年8月7日時点の内閣官房から出ていたステージ3の指標となります。
出典:内閣官房 画像制作:Yahoo! JAPAN
主にこの基準に引っかかる場合、これからGotoトラベルの割引除外対象になりうるかと思います。
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これからGotoトラベルが対象外になりそうな地域や場所はどこ?
2020年11月24日、今現在Gotoトラベルが対象外になりそうな地域で話題に挙がっているのが『大阪市』と『札幌市』の2つです。
赤羽国土交通大臣は『正式に要請があれば最終判断する』と述べ、要請があれば除外する方向性を示しています。
したがって、Gotoトラベルの除外に関しては、最終判断は各知事のに委ねられているようですね。
他にもGotoトラベルが対象外になりそうな地域、場所はどこかというと…
ステージ3の指標が1項目だけでも超えている都道府県を挙げてみました。
(2020年11月20日更新 都道府県の医療提供体制等の状況より)
- 北海道
- 埼玉県
- 東京都
- 神奈川県
- 長野県
- 愛知県
- 京都府
- 大阪府
- 兵庫県
- 奈良県
- 岡山県
- 沖縄県
上記、12都道府県はこれからGotoトラベルの対象外になりうる可能性の高い場所となっております。
もし該当箇所へ旅行に行かれる予定のある人は都度確認した方が良いかと思います。
最新のデータを知りたい場合は、こちら(厚生労働省のHP)から常に最新の状況を確認することができます。
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まとめ
Gotoトラベルの割引除外対象の判断条件や基準は、感染状況が「ステージ3」に相当すると判断した場合に対象外となることがあります。
また、これからGotoトラベルが対象外になりそうな地域や場所は12都道府県(北海道、埼玉県、東京都、神奈川県、長野県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、岡山県、沖縄県)でした。
Gotoトラベルが全体的に中止になることも無きにしも非ずだと思いますので、これからも最新の情報を常に確認すると良いかと思います。